【駐車場シェアリングサービス8社徹底比較】おすすめランキングと手数料、初期投資、ユーザー数は?

 

この記事では駐車場シェアサービスの主要8社の手数料、初期投資、ユーザー数などを徹底比較します。

また駐車場シェアサービスの将来性や市場規模なども発信しています。

駐車場シェアサービスは日本ではまだまだ知名度が低いかもしれませんが、これから注目されているシェアリングサービスの1つです。

【今後注目される理由】

1、ソフトバンク「ブルースマートパーキング」、NTTドコモ「Peasy(ピージー)」など大手が続々と参入している
2、自動運転化が進むと公共交通機関の利用が減り、自動運転の自動車が増える事で駐車場のニーズが高まる
3、コインパーキングよりも安い駐車料金なので、既存の駐車場中間業者が淘汰されていく可能性がある
4、民泊のように厳しい規制はなく、一般の方でも簡単に駐車場を貸し出すことができる

TOMAP
これらの注目される理由についても後ほど、詳しく解説していきたいと思います。

 

この記事はこんな人におすすめ
1、駐車場シェアサービスの比較をしたい
2、駐車場シェアサービスの始め方を知りたい
3、駐車場シェアサービスの将来性、市場規模などを知りたい
4、おすすめの駐車場シェアサービスを知りたい
5、駐車場シェアサービスにかかる初期費用や手数料を知りたい

 

目次

駐車場シェアサービス8社の手数料など徹底比較、おすすめランキング

【オーナー向け】駐車場シェアサービス比較、おすすめランキング

サービス名手数料ユーザー数、集客力登録駐車場件数初期費用コールセンター
特P30%月間アクセス数100万件以上約5000台
(※1)
0円
akippa(あきっぱ)40~50%登録ユーザー数100万人約24000台
(2018年12月)
0円
軒先パーキング35%利用者数30~40万人
(※1)
約6000台
(2017年12月時点)
0円
Toppi!(トッピ)30%利用者数20~30万人
(※1)
15000カ所以上
(2019年3月現在)
審査の過程でかかる可能性あり
タイムズのB40%タイムズクラブ会員数が約725万人15000カ所以上
(2019年7月)
0円
スマートパーキング50%10万人
(※1)
約2000台
(2018年9月)
0円※緊急連絡先
Peasy(ピージー)20%利用者数20~30万人約2000台
(※1)
初期費用50,000円、月額2,000円
トメレタ35%10万人
(※1)
約500台
(2018年8月)
0円

日本国内には私が調べただけでも、10数社が駐車場シェアサービスを提供しています。

海外では既に駐車場シェアサービスは広まっており、UBER(ウーバー)やairbnb(エアビーアンドビー)などのシェアリングエコノミーをけん引する大手企業は既に事業を始めています。

また「PARKGENE」という会社が、2018年にはICO(Initial Coin Offering/新規仮想通貨公開)を利用して、資金調達を行い。

目標売上をたったの2週間で達成、現在IPO(株式上場)に向けて準備を進めているようです。

 

次に日本ではまだまだ認知度の低い駐車場シェアサービスとは、どんなサービスなのか簡単にご紹介します。

駐車場シェアサービスとは?

駐車場シェアサービスとは、あなたの家の駐車場や土地(空き地)などを時間単位や1日単位で貸し出すサービスです。

例えば車で通勤している方であれば、朝に家を出て夜に帰ってくるまで駐車場は空いています。

その空いている駐車場を時間貸しで貸し出すことが出来ます。

 

駐車場シェアサービスには規制がないので、一般の方でも登録さえしてしまえば簡単に始めることが出来ます。

また多くのサービスでは登録料や初期費用は0円で始めることができるので、リスクもコストもかかりません。

時間貸しをする事で思わぬ副収入が入る可能性があります。

 

もちろんサポート体制も準備されており、各社コールセンターがあるので駐車場を利用するユーザーと直接やり取りすることはありません。

また料金の決済はスマホ内でのクレジットカード決済になるので、コインパーキングのように精算機のトラブルもなく、月極駐車場のように未回収リスクもありません。

 

このように駐車場のオーナーとして安心して利用できる環境が整っています。

 

こんな方が駐車場シェアサービスのオーナーです

あなたの自宅にこんなスペースはありませんか?

こんな方が駐車場シェアサービスのオーナー

出典:特P

先ほど紹介したように、日中の駐車場を貸している人もいますが、例えば使い道のないスペースがある場合

そのスペースをバイク用の駐車場として貸し出すこともできます。

私の周りでは、飲食店のオーナーさんで閉店後の駐車場を駐車場シェアサービスで貸し出している方もいます。

 

またアパート経営をしている友人は、空いている駐車場に無断駐車する車が多くて困っていました。

しかし駐車場シェアサービスを利用することでその悩みも解決し、収益化も計れているとの事です。

 

TOMAP
もしかしたらあなたも駐車場シェアサービスで思わぬ副収入が入ってくるかもしれませんよ。

 

まずはこちらからあなたの駐車場がいくらの副収入になるか確認してみてください。

 

駐車場シェアサービスで儲けるための5つのポイント

始める前に確認しておくポイント
1、サービス提供会社から引かれる手数料は、できるだけ安いサービスを選ぶ
2、サービス自体の利用者や集客力を確認する
3、初期費用がかからないサービスを選ぶ
4、そのサービスで検索できる駐車場の登録件数が多いものを選ぶ(ユーザーの利便性につながる)
5、サポート体制(コールセンターなど)

 

シェアサービス提供会社の手数料が安い会社を選ぶ

駐車場シェアサービスを提供している会社の手数料は40%~50%がほとんどです。

仮に手数料が50%の駐車場シェアサービス会社と契約して、1ヶ月10万円の売上あったら

10万×50%=5万円

5万円が手数料として取られてしまいます。

年間に換算すると60万円が手数料、残りの60万円があなたの収入になります。

 

これが40%の10%手数料が安い駐車場シェアサービスを選択すると

10万円×40%=4万円

年間48万円が手数料であなたの収入は72万円になり、12万円も増えます。

長く続けていけば、行くほどその差は大きくなっていきます。

 

しかしただ手数料が安い会社を選べば良いという訳ではありません。

次に収入につながる集客力について説明します。

サービス自体の利用者や集客力を確認する

売上に直結させるには、そのサービス自体を利用している人が多くなくてはいけません。

いくら手数料が10%で安いからといって、駐車場を登録したとこで利用者がいなければ1円にもなりません。

 

なのでそのサービスを利用しているユーザー数や集客力は重要なポイントになります。

 

初期費用がかからないサービスを選ぶ

コインパーキングや月極駐車場と、駐車場シェアサービスの大きな違いは、初期費用が抑えられる点です。

多くの駐車場シェアサービスでは初期費用が0円ですが、一部のサービスでは月に数千円、初期費用数万円かかるものもあります。

 

もちろんそれに見合ったリターンが実現できるのであれば、問題ありませんが

まずは初期費用0円のサービスで初めて、収入額などがハッキリしてきたところでサービスを切り替えるなどしましょう。

 

登録駐車場の件数が多いサービスを選ぶ

駐車場の登録件数が少ない場合、利用者にとっては不便です。

駐車場を検索しても、目的地周辺に駐車場が見つからなければその後に利用しなくなってしまいます。

 

サポート体制(コールセンターなど)

駐車場のオーナー、ユーザー(利用者)にとってもサポ―トが受けられない会社は選びたくありません。

何か問題が起きた時にすぐに対応してくれる。

また連絡が繋がるサービスを選びましょう。

 

TOMAP
ではもう一度、先ほど紹介した比較一覧をご覧ください。

【オーナー向け】駐車場シェアサービス比較、おすすめランキング

サービス名手数料ユーザー数、集客力登録駐車場件数初期費用コールセンター
特P30%月間アクセス数100万件以上約5000台
(※1)
0円
akippa(あきっぱ)40~50%登録ユーザー数100万人約24000台
(2018年12月)
0円
軒先パーキング35%利用者数30~40万人
(※1)
約6000台
(2017年12月時点)
0円
Toppi!(トッピ)30%利用者数20~30万人
(※1)
15000カ所以上
(2019年3月現在)
審査の過程でかかる可能性あり
タイムズのB40%タイムズクラブ会員数が約725万人15000カ所以上
(2019年7月)
0円
スマートパーキング50%10万人
(※1)
約2000台
(2018年9月)
0円※緊急連絡先
Peasy(ピージー)20%利用者数20~30万人約2000台
(※1)
初期費用50,000円、月額2,000円
トメレタ35%10万人
(※1)
約500台
(2018年8月)
0円

 

手数料が業界最低水準の駐車場シェアサービス「特P」

特P公式サイト

総合評価(4.8)
手数料:業界最低水準の30%
ユーザー数、集客力:月間アクセスが100万件以上の集客力
駐車場登録数:5000件以上(※1)
初期費用:0円
サポート体制:24時間コールセンターあり
貸出形態:1日、時間貸し

「特P」は2017年から駐車場シェアサービスを始め、業界の中では遅い方ですが急激にそのシェアを拡大しています。

運営会社は「株式会社アース・カー」と言う会社で、2011年からカーシェアリングサービスを提供している会社で、駐車場は主に首都圏や大都市に集中しています。

先ほど紹介した5つのポイントでは駐車場登録件数が少ないですが、検索結果に他社の6万件以上の駐車場情報も一緒に表示されるようになっており、自社との料金比較もそうですが利用者の利便性は高いものがあります。

今後も更なる拡大が期待されます。

 

 

ユーザー数100万人の駐車場シェアサービス「akippa(あきっぱ)」

akippa公式サイト

総合評価(4.5)
手数料:40%~50%
ユーザー数、集客力:2018年にユーザー登録数が100万人を突破!
駐車場登録数:24000件(2018年12月)
初期費用:0円
サポート体制:24時間akippa緊急ダイヤルあり
貸出形態:1日、15分

2009年に大阪で設立されたakippa株式会社は、最初は営業代行のサービスを展開していました。

その後に求人広告業などに進出し、2014年から駐車場シェアサービスを開始しています。

主な株主には「株式会社ディー・エヌ・エー」「住友商事株式会社」「日本郵政キャピタル株式会社」「JR東日本スタートアップ株式会社」「ニッポンレンタカーサービス株式会社」など、そうそうたるメンバーが並んでいます。

5つのポイントで、やはりユーザー数の多さが他社を圧倒していると言えます。

また2018年にスマートパーキングとの提携も発表しています。

 

 

スタジアムなど競技会場の周辺に強い駐車場シェアサービスは「軒先パーキング」

軒先パーキング公式サイト

総合評価(4.0)
手数料:35%
ユーザー数、集客力:利用者数は30万人~40万人
駐車場登録数:約6000台(2017年12月時点)
初期費用:0円
サポート体制:専用ダイヤルあり
貸出形態:1日

軒先パーキングの運営会社は東京に本社がある「軒先株式会社」です。

元々はスペースのシェアサービス「軒先ビジネス」を展開していおり、駐車場シェアサービスには2012年9月から参入し、この業界では老舗と呼ばれる立場です。

ポイントとしては、どれも平均点以上で安定した収益化が見込めます。

 

 

三井のリパークの駐車場シェアサービスは「Toppi!(トッピ!)」

Toppi公式サイト

総合評価(3.8)
手数料:30%(※稼働率によっては変更される場合あり)
ユーザー数、集客力:利用者数は20万人~30万人
駐車場登録数:コインパーキングや月極駐車場など含め15,000カ所以上(2019年3月現在)
初期費用:貸し出す駐車場の状況によっては、車止めなどが必要になる場合があります。
サポート体制:24時間コールセンターあり
貸出形態:1日

三井不動産リアリティが運営している駐車場シェアサービス「toppi!」には、自社「三井のリパーク」のコインパーキングや月極駐車場など15,000カ所以上(2019年3月現在)も登録されており、全国各地の駐車場を予約することが出来ます。

手数料だけを見ると「特P」と同じ業界最低水準になります。

しかし他社と違う点は駐車場を登録した後に、実際にToppi!のスタッフは現地を確認して、もしその際に足りないもの(車止め、駐車場スペースを区切る白線など)がある場合、初期費用が発生してしまいます。

その分、利用者としては安心して使用する事ができるのですが、これから駐車場シェアサービスの始めるのであれば

まずは初期費用がかからない「特P」や「akippa(あきっぱ)」で登録することをおすすめします。

 

 

タイムズのB(旧:B-times)

タイムズのB公式サイト

総合評価(3.8)
手数料:40%
ユーザー数、集客力:タイムズクラブ会員は725万人(2018年10月時点)
駐車場登録数:15,000カ所以上(2019年7月現在)
初期費用:0円
サポート体制:24時間コールセンターあり
貸出形態:1日

タイムズ24株式会社が運営している「タイムズのB(旧:B-Times)」の会員数は725万人と他のサービスと比べ飛びぬけて多いです。

しかし全員が駐車場シェアサービスを利用する為に登録しているのではありません。

「タイムズクラブ」に登録するれば、この駐車場シェアサービスの他にもレンタカーや、コインパーキングなどの利用によってポイントが付与される仕組みになっています。

全員が駐車場シェアサービスを利用したくて登録した訳ではありません。

とは言え、この会員は非常の強力な力になるので、今後のタイムズクラブ会員へのシェアサービスの告知や認知など進めていけば、確実に大きく成長していくかと思います。

ただ一方で、コインパーキング事業と駐車場シェアサービス事業の相乗効果はまだまだこれからだと感じます。

それはコインパーキングの駐車場を予約できると思い「タイムズのB」を利用した人からは、「タイムズ駐車場が予約できない」と期待を裏切られたような声が聞こえてきます。

現時点では事業が別々なので、それぞれで駐車場の確保を行っており、結果としてコインパーキングの駐車場が予約できない状態になっています。

もちろんオーナーによっては両方に登録して、一部を駐車場シェアサービスに割り当てているところもあります。

しかしそれは全てではありません。

こうした点は今後、どのように相乗効果を生み出すのか期待したいと思います。

 

 

スマートパーキング

スマートパーキングTOPページ

総合評価(3.5)
手数料:50%
ユーザー数、集客力:利用者数は10万人(※推計)
駐車場登録数:2000カ所以上(2018年9月現在)
初期費用:0円
サポート体制:緊急連絡先あり
貸出形態:登録駐車場の空き状況の検索(※予約はありません)

 

Peasy(ピージー)

paesy(ピージー)公式サイト

総合評価(3.5)
手数料:20%
ユーザー数、集客力:利用者は20万~30万人
駐車場登録数:2000カ所以上(※推計)
初期費用:50000円から、また月額2000円のシステム使用料がかかります。
サポート体制:アプリ内で連絡を行う
貸出形態:30分前から附近の駐車場の予約ができる

 

 

トメレタ(tomereta)

トメレタの評判をご紹介

総合評価(3.0)
手数料:35%
ユーザー数、集客力:利用者は10万人(※推計)
駐車場登録数:500カ所以上(2018年8月現在)
初期費用:0円
サポート体制:24時間コールセンターあり
貸出形態:1日
※2018年にドコモの「Peasy(ピージー)」と合併し、現在の運営はドコモが行っています。

 

 

続いては駐車場シェアサービスの登録の流れを確認しておきましょう。

駐車場シェアリングサービスの登録方法

駐車場登録の流れ
1、オーナー情報の登録
2、審査
3、駐車料金の決定
4、貸出スタート

各社おおまかな流れはこちらのようになります。

駐車場料金については、あなたが設定できるサービスもあれば、サービス会社が料金設定をする場合もあります。

詳しくは登録の際に確認してください。

 

駐車場シェアリングサービスの市場規模や将来性は?

日本国内の駐車場の市場規模は3兆~5兆円と言われています。
もし今後順調に駐車場シェアサービスの市場規模が拡大していけば、必ずコインパーキングなどと競合することになります。
  • コインパーキングのように高額な初期投資なしで、駐車料金が安い
  • 民泊などに比べて法規制ない
  • 行政も積極的に駐車場シェアサービスをあと押ししている

これらの点を考えると、優位性は駐車場シェアサービスの方が高いと考えられます。

 

野村総合研究所によると駐車場シェアサービスは200%の成長率

 

国内の駐車場の市場規模は3兆~5兆円と推計される。一方、野村総合研究所によると駐車場シェアを含むスペースシェアの国内市場規模(オーナー・ユーザー間の取引総額)は18年に953億円とまだわずか。今後、23年には2575億円と2倍以上に成長するとみられる。

 

このように駐車場シェアサービスの市場規模が2倍以上に拡大していくとみられています。

もちろんコインパーキングが無くなる事はないでしょうが、今後自動運転の時代に変わっていくとするなら

恐らく公共交通機関を利用した移動は減っていくと考えられます。

なぜなら自宅から目的地まで自動運転で連れて行ってくれるからです。

 

そして自動運転の自動車が増え続けると、間違いなく駐車場が足りなくなります。

その時に既存のコインパーキングに自動運転車を止める事は、現時点では構造的に不可能です。

なぜなら運転手のいない自動運転の車では、コインパーキングの清算が出来ないからです。

まだそこまでは時間はかかるでしょうが、もしこうした事にコインパーキングが対応するようになると、それこそコストがかかり駐車場シェアサービスには更に太刀打ちできなくなります。

 

現時点でもインターネット上で予約や決済ができる仕組みのある駐車場シェアリングであれば、自動運転の車が周辺駐車場を検索し、空いている駐車場に車を停めることは可能でしょう。

 

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本当にこんな時代が来たら、コインパーキングが無くなってしまうのでは・・・
また恐らく2018年に駐車場シェアサービスに参入したソフトバンクの「ブルースマートパーキング」はそこまでを見越しての参入ではないかと思います。

 

富士経済研究によるとコインパーキングの市場規模は2018年で「1兆3,338億円」となっています。

この数字は今後も拡大していくと予想されていますが、自動運転技術と駐車場シェアサービスの相性が合えば、その市場を食っていく事も考えられます。

 

ここでakippa代表の金谷氏がインタビューを受けている記事があったのでご紹介します。

 

世の中には車が8000万台以上あるのに時間貸し駐車場の数はその5%程度しかない、と言われています。
時間貸し駐車場が全然足りていないけど、月極駐車場は余っている。「じゃあ、遊んでいる月極駐車場を手軽に時間貸しできるようなシステムを作れば問題を解決できるのでは?」という考えで生まれたのが駐車場シェアリングサービスなんですよ。

 

このように根本にある問題解決につながる駐車場シェアサービスは今後も拡大していく事が期待できます。

 

駐車場シェアサービスは法規制がない

また金谷氏は駐車場シェアサービスの法規性についてこのように話しています。

 

民泊やライドシェアを日本で運営するには様々な法規制が絡むのですが、駐車場シェアリング自体は全く法規制の縛りがないんですよ
駐車場法というのはもちろんあるのですが、その中に駐車場シェアリングを難しくする要素は一つも入っていません。基本的に、借りている駐車場を勝手に又貸ししない限りは規制に引っかかることがないんです。

 

民泊のAirbnb(エアーアンドビー)が始まる時に苦戦したような法規制は、駐車場シェアサービスにはありません。

だから一般の人であっても簡単にこのサービスを提供することが出来ます。

しかもスマホ1台あれば登録から駐車場の管理まで出来てしまいます。

 

市や行政も各地域の駐車場問題を解決するために積極的

こちら国土交通省が考える駐車場配置の適正化イメージです。

駐車場配置の適正化イメージ

引用:国土交通省「駐車対策の現状」

要するに駐車場を最適化することによって、違法駐車を減らしたり、荷捌きをしているトラックなど交通を阻害するようなものを無くし

安全で安心できる街づくりを目指しています。

その中で例えば軒先パーキングなどは、市町村と一緒になり駐車場シェアサービスへの登録を呼びかけたりしています。

湯沢市×軒先パーキング

引用:湯沢市×軒先パーキング

このように市や行政も駐車場シェアサービスの活用を後押ししています。

 

駐車場シェアサービスのメリット・デメリット

駐車場シェアサービスのメリット

1、駐車場の検索が簡単にできる
2、駐車場の予約ができる
3、安い駐車場を簡単に見つける事ができる
4、面倒な現金決済ではなく、クレジットカードで自動決済できる
5、予約した駐車場は時間内であれば何度でも出し入れできる

駐車場シェアサービスのデメリット

1、駐車場シェアサービスの情報が少ないので、どのサービスが優良か分かりにくい
2、決済方法の選択枠が少ない
3、利用できる駐車場の登録数がまだ少ない

【オーナー向け】駐車場シェアサービス比較、おすすめランキング

サービス名手数料ユーザー数、集客力登録駐車場件数初期費用コールセンター
特P30%月間アクセス数100万件以上約5000台
(※1)
0円
akippa(あきっぱ)40~50%登録ユーザー数100万人約24000台
(2018年12月)
0円
軒先パーキング35%利用者数30~40万人
(※1)
約6000台
(2017年12月時点)
0円
Toppi!(トッピ)30%利用者数20~30万人
(※1)
15000カ所以上
(2019年3月現在)
審査の過程でかかる可能性あり
タイムズのB40%タイムズクラブ会員数が約725万人15000カ所以上
(2019年7月)
0円
スマートパーキング50%10万人
(※1)
約2000台
(2018年9月)
0円※緊急連絡先
Peasy(ピージー)20%利用者数20~30万人約2000台
(※1)
初期費用50,000円、月額2,000円
トメレタ35%10万人
(※1)
約500台
(2018年8月)
0円

※1、サービス名の月間検索ボリューム数や、駐車場検索による表示件数など総合的に判断、あくまで推定の数字となっています。

 

今回紹介した「特P(とくP)」では、あなたの駐車場や土地がいくらの収益になるのか、簡単なシミュレーションをしてくれます。

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