先日同窓会があり、アパート経営をしている友人から、空いている駐車場に勝手に車を停められるので困っているという話がありました。
そこで私は駐車場シェアサービスを利用していたので、その事を友人に伝えると
駐車場シェアサービスなんて知らなかったから友人は「なんでもっと早く教えてくれないんだよ!」と
なぜかこちらが怒られてしました(冗談気味に)。
なぜなら彼は良い土地活用が無いか色々と探していたようで、太陽光発電やトランクルーム、それに自動販売機など色々な情報を集めていました
しかしどれも駐車場の利用者が決まるまでの期間に出来るものではなかったからです。
また太陽光発電やトランクルームは初期費用が100万円~200万円程度かかるようで、初期投資の回収も出来ない投資になります。
そんな時に私が駐車場シェアサービスの話しをしたので、これだ!と思ったようです。
そこで今回はこうした同じ悩みを持った方の為に駐車場シェアサービスについて詳しくご紹介していきます。
目次
駐車場シェアサービスとは
駐車場シェアサービスとは、あなたの持っている駐車場や空き地(土地)などを一時的に駐車場として貸し出すサービスです。
駐車場シェアは、他のシェアサービス(民泊)などと比べて法規制はなく
一般の方でも簡単に始められるシェアリングサービスです。
またスマホ一台で始められる手軽さもあり、首都圏や主要都市中心で多く方が利用しています。
地方でもユーザー数は一定程度いるようですが駐車場の登録数が少ないので、まだライバルが少ないうちには始めればすぐに収益化が図れますよ。
それに駐車場シェアサービスにかかる初期費用は0円です。
オーナーとして貸し出す側のリスクもコストもなく、ユーザーとして利用する側もその分安い料金の駐車場に車を停める事ができるので、両者にとってうれしいサービスです。
※駐車場シェアサービスの駐車料金の設定は、周辺コインパーキングの料金よりも安い金額で設定されることがほとんどです。
また駐車料金は基本的にはクレジット決済で行われるので、月極やコインパーキングなどと異なり未回収のリスクも、マシーントラブルなどもありません。
もし何か問題やトラブルが起こった場合は、各社コールセンターを用意しているので安心です。
私の知り合いの場合はアパート経営をしていて、空車になったスペースを駐車場シェアサービスで貸し出していますが
他にはこんな方も、このサービスを利用して駐車場を貸し出しています。
出典:「特P」
こんな方が駐車場シェアサービスのオーナーです。
- 土日に車で出かけるので、出掛けてる間だけ貸し出す
- 車通勤で日中は駐車場を使っていないので、その間だけ貸し出す
- スペースは狭いけど使い道がないスペース
- 自宅に2台駐車できるけど、もう1台はほとんど利用していない
- 車はカーシェアに切り替えて、自宅の駐車場が空いている
- お店を経営しているが、駐車場での来店者が少ない、もしくは閉店後の時間を活用したい
駐車場シェアサービスへの登録方法
2、審査
3、駐車料金の決定
4、貸出スタート
各社おおまかな流れはこちらのような感じです。
駐車料金の設定をオーナーが出来る場合と、サービス会社が設定する場合、両方あるのでそれもサービス会社選ぶポイントにはなります。
駐車場シェアサービスをオーナーとして選ぶ5つのポイント
駐車場シェアサービスを選ぶ5つの際のポイント
1、サービス提供会社から引かれる手数料は、できるだけ安いサービスを選ぶ
2、サービス自体の利用者や集客力を確認する
3、初期費用がかからないサービスを選ぶ
4、そのサービスで検索できる駐車場の登録件数が多いものを選ぶ(ユーザーの利便性につながる)
5、サポート体制(コールセンターなど)
安い手数料の駐車場シェアサービスを選ぶ
いくつかポイントはありますが、重要なのは手数料が安いサービスを選ぶ事です。
例えば1ヵ月に10万円の売上があったとしても、手数料が50%なら5万円しか入ってきません。
年間にしたら60万円以上が手数料で取られてしまいます。
これが10%低いだけでも手元には、月間で6万円、年間で72万円が入ってきます。
集客力やユーザー数の多い駐車場シェアサービスを選ぶ
幾ら手数料が安くても、利用者が少なければ駐車場の予約が入らないので収益化は出来ません。
しっかりと宣伝広告やサイトへの集客を行っている会社を選びましょう。
続いてこれらのポイントを元に駐車場シェアサービスをおすすめ順に紹介します。
駐車場シェアサービスを手数料や初期費用などのポイントで比較
まずはおすすめの3社からご紹介します。
「特P」は2017年から駐車場シェアサービスを展開し、業界の中では遅い方ですが急激にそのシェアを拡大しています。
運営会社は「株式会社アース・カー」と言う会社で、2011年からカーシェアリングサービスを提供している会社で、駐車場は主に首都圏や大都市に集中していますが、今後更なる拡大が期待されます。
・手数料は30%で業界最低水準
・初期費用は0円
・集客力もサイトへの月間訪問数が100万件を超える
・コールセンターあり
2009年に大阪で設立されたakippa株式会社は、最初は営業代行のサービスを展開していました。
その後に求人広告業などに進出し、2014年から駐車場シェアサービスを開始しています。
主な株主には「株式会社ディー・エヌ・エー」「住友商事株式会社」「日本郵政キャピタル株式会社」「JR東日本スタートアップ株式会社」「ニッポンレンタカーサービス株式会社」など、そうそうたるメンバーが並んでいます。
・2018年にユーザー数が駐車場シェア単独で100万人を突破
・駐車場登録数が2万件以上(2018年2月現在)
・手数料は40%~50%
・コールセンターあり
軒先パーキングの運営会社は東京に本社がある「軒先株式会社」です。
パーキングの他に、スペースのシェアサービスの「軒先ビジネス」を展開しています。
また駐車場シェアサービスには、2012年9月から参入し、この業界では老舗と呼ばれる立場です。
・駐車場登録数は6000件以上(2017年12月時点)
・手数料は35%
・コールセンターあり
上位3社をご紹介しました。
まずはこの3社での登録がおすすめです。
その他の残りのサービスについてもおすすめ順に紹介します。
サービス名 | 手数料 | リンク |
Toppi!(トッピ!) | 30%(初期投資が数万円必要) | 三井のリパークを予約「toppi!」の使い方やキャンセル方法を紹介 |
タイムズのB(旧:B-times) | 40% | B-times評判と口コミ、トラブル対応方法!タイムズクラブとは? |
スマートパーキング | 50% | スマートパーキングの評判や予約方法やトラブル時の対応 |
Peasy(ピージー) | 20%(※別途初期費用50,000円、月額2000円) | Peasy(ピージー)!ドコモ駐車場シェアサービスの評判や使い方 |
トメレタ(tomereta) | 35% | 駐車場シェアのトメレタの評判やトラブルは?他社との比較! |
※手数料の金額やパーセントは2019年5月31日現在のモノです。
まとめ
今回は土地活用にお悩みお方の為に、初期費用が無料で始められる駐車場シェアサービスをご紹介しました。
ちなみに友人の空いているアパートの駐車場では「特P」と「akippa(あきっぱ)」の2社に登録して、順調に収益を上げているようです。
また勝手に駐車をしていた車にも2つのサービスを紹介して、今はそこから予約してくれるようになったようです。