
車で車中泊をしながら旅行したり、例えば寝起きに富士山を拝める場所を探したり
でもちょっと気になるのは危険な場所ではないのか?
トイレは近くにあるのか? など
もし車中泊した場所がやんちゃな子たちが屯(たむろ)しているような場所だったら、せっかくの車中泊も恐怖の一夜に変わってしまいます。
そこで今回は車中泊する場所を検索できるサイト「カーステイ」をご紹介したいと思います。
カーステイであれば保険付帯なので、安全に安心して車中泊をすることができます。
目次
車中泊でおすすめの場所を検索するなら「カーステイ」
車中泊できる場所を検索することができるのが「カーステイ」
「カーステイ」は最近話題になっている駐車場シェアリングサービスと民泊を組み合わせたようなサービスです。
東京一極集中がすすみ、地方では休有地や使わていない駐車場などが増えてきています。
またその周りには多くの観光資源が眠っていることもあり、そんな地方の活性化にもつなげ、その地域の魅力を伝えることができるのが「カーステイ」です。
出典:カーステイ
「カーステイ」は全国にある使われていない駐車場や空き地を車中泊の場所として貸し出すサービスです。
出典:カーステイ
更に車中泊した周辺の観光情報、温泉情報や、その地域でしかすることができない体験型アクティビティなどをも一緒に紹介しています。
出典:カーステイ
例えば車中泊の場所が能登なら
能登ならではの体験。夏は穏やかな海で素潜り・釣り、飲み食いしながらの「洋上パーティー」、秋は「キリコ祭り」、冬・春は牡蠣、味噌作りなど。季節毎でカスタマイズした体験となります。
こんなことも体験をすることができます。
続いてカーステイで車中泊する場所でトラブルあったら?安心して車中泊することができるのか見ていきたいと思います。
車中泊の場所は危険?
一晩をその場所で過ごすので、何かトラブルがあればせっかくの車中泊も台無しです。
そこで「カーステイ」は三井住友海上と組んで保険を付帯しました。
出典:Carstay、「⾞中泊保険」に包括的に加⼊
Carstay 株式会社 (本社︓東京都新宿区、代表取締役︓宮下 晃樹、以下「当社」)は、三井住友海上⽕災保険株式会社(本社︓東京都千代⽥区、取締役社⻑︓原 典之、以下「三井住友海上」))が提供する⾞中泊旅⾏者向けの「個⼈賠償責任保険」および⾞中泊事業者向けの「施設所有(管理)者賠償責任保険」に包括的に加⼊し、⾞中泊旅⾏者や⾞中泊事業者の万が⼀の事故に備えたサービスを開始します。
「Carstay、「⾞中泊保険」に包括的に加⼊」
こうすることで利用者(ゲスト)にも、貸し出すオーナー(ホスト)側にも安心して利用してもらえる環境づくりを整えました。
本保険への加⼊により、2019 年 1 ⽉にリリース予定のシェアリングサービス「Carstay(カーステイ)」にて、ホスト登録して駐⾞場や空き地を提供する事業者様と、ゲスト登録して⾞中泊をする旅⾏者の双⽅に対し、より安⼼・安全にサービスをご利⽤頂くことが出来ます。
ホスト側としては、提供する駐⾞場の管理不備によりゲストを怪我させてしまう、駐⾞場での騒⾳被害によりホストが訴えられてしまうなどのトラブルに備えられます。
ゲスト側としては、駐⾞場にいる⼈を怪我させてしまう、駐⾞場にある物を壊してしまうなどのトラブルに備えられます。
なお、個⼈賠償責任保険については、三井住友海上とオーダーメイドで専⽤保険を開発しました。同保険には⽰談交渉サービスがセットされているので、ゲストが万⼀のトラブルを起こした場合も安⼼です。
「Carstay、「⾞中泊保険」に包括的に加⼊」
今まで個人のブログなどで車中泊の場所を探していたかもしれませんが「カーステイ」なら、安心して利用することができますね。
もし万が一トラブルが起きた場合はどうなるのか確認しておきましょう。
トラブル対応は24時間?
万⼀、事故が起こった場合には、事故受付センターまでご連絡ください。
24 時間 365 ⽇:事故受付サービス
「三井住友海上 事故受付センター」 0120-258-189(無料)
なんと24時間365日対応のコールセンターを用意してくれています。
これで更に安心して車中泊を楽しむことができますね。
次にカーステイにはアプリがあるのか?MAPでの検索ができるのか見ていきます。
車中泊のマップをアプリでみれる?
残念ながらまだアプリはないようです(2019年7月現在)。
しかしサイト内で日本全国の車中泊マップを簡単に見ることができます。
旅行先にある、車中泊できる場所を簡単に検索することができます。
続いて「カーステイ」を運営している会社も確認しておきましょう。
カーステイの運営会社はどんな会社
なんと創業は2018年6月、そしてこのサービス開始が2019年1月なので、たったの半年でサービス提供までに至っています。
カーステイ代表は宮下さんはnoteでこのように綴られています。
2018年6月1日に、Carstay株式会社を創業しました。
一言で言えば、車旅版Airbnb。
趣味の観光ガイドをしているときに感じた、地方の2次交通の課題感から、旅行者と地域の方々の笑顔に繋がるプロダクトを作りたいという想いと、ちょっと変わったアイデアから、気付いたら10日間で会社を作ってました。
最初はアイデア1つだけしかなかったのですが、お陰様で多くの方々のご支援とご縁を頂きまして、素晴らしい仲間と大切なお金が集まり、やっとスタートラインに立つことが出来ました。
既にアイディアはあり、あとはお金とそれをどう形にするかというところもまで来ていたので、このスピードリリースに至ったのではないでしょうか。
会社はインバウントリーグという、グローバルビジネスへ挑戦する人たちが集まる共同オフィスの一室のようです。
この「カーステイ」はホームページを見ていただければ分かるように、日本語だけでなく英語にも対応しており、海外からのインバンド層もターゲットとしています。
最近の海外からの旅行者は日本で車をレンタルして旅行する方が非常に増えています。
数年前に比べ10倍以上になっているとの統計も出ています。
ただこのインバウンドブームにより国内のホテルなどはどこも満室で取れずに、仕方がなく車中泊をする方も増えているようです。
またそれがトラブルに発展することも度々あり、そうした問題の解決の為の役割を担っているのは「カーステイ」です。
では続いて「カーステイ」のオーナーは儲かるのか?少し紹介したいと思います。
カーステイのオーナーは儲かるの?
もしオーナーとして駐車場や空き地を貸し出すのであれば、いくら手数料がかかるのか気になるところです。
カーステイの手数料は40%となっています。
国内にある駐車場シェアリングサービスでは、保険にも加入していることを考えると手数料は安いサービスになります。
例えば駐車場シェアサービスで業界低水準といわれる「特P」で30%、ユーザー数で日本一の「akippa(あきっぱ)」で40~50%です。
これらのサービスは利用者(ユーザー)には、物損に関する保険の加入を求めていますが、オーナー側も含めて包括的に保険が付帯されている訳ではありません。
但し、これらのサービスはあくまで自宅などの駐車場を貸す場合でも、一晩中そこに利用者がいることはありません。
こうしたオーナー側の心理も踏まえると、手数料は安いが、心理的な負担は残ることになります。
ちなみにオーナー登録するにはこちらの最低限の条件があります。
・24時間使えるトイレが500メートル以内にある場所
貸し出す場所、例えば自宅から離れている親から相続した空き地などの場合は、カーステイを選択することは考えられます。
しかし自宅の駐車場などの場合は選択されずらいかと思います。
もしカーステイでの駐車スペースの貸し出しを検討されている方は、こうした点も踏まえて検討する必要があります。
まとめ
今後のこのサービスの成長は期待できます。
日本RV協会(横浜市)によると、2017年の国内のキャンピングカー保有台数は約10万6200台。定年退職後のシニアなどがけん引役となっており、07年に比べて1.8倍に増えている。車中泊やテント泊が広がれば、地方に眠る観光資源の活性化にもつながる可能性がある。
2020年には東京オリンピックもあり、外国旅行者も増えることが予想されます。
その時にこうしたサービスは、日本人でも外国人でも利用しやすいサービスとなるでしょう。
またそれは地域活性化につながっていくことになります。
非常に今後が楽しみなサービスです。